脳の破壊と心の解放

肉体が滅ぶと、心を制御していた頭脳も滅びる。
この状態を「死」としているが、その先が解らない。
単純に考えて、頭脳が制御していた「心」が宙ぶらりんに
なってしまった、と言うことだ。
まさに“心は何処に行った”である。
Where have all the flowers gone

千の風」は多くの人の心を慰めた。
でも、本当はどうなのだろう?

頭脳の制御を受けない「心」は何年もの間
暴走し続けるのでは無いだろうか?

身内や親しかった友人が故人を偲び、
思い出を語り、祈り、涙する時
故人の「心」は生前の平静な状態に
戻って行くものと思われる。

古来から伝わるしきたりは、誠に当を得ていると言える。