生徒が先生を疑うカラクリ

先生を信じて無心にレッスンを積んできた生徒が、
自身と異なる動きに接した時、心の揺らぎが始まる。
異文化に接した徳川時代末期の日本人の様に・・・・

自分たち古来の文化を捨てて異文化に向かってゆく。
日本人のDNAに組み込まれた宿命かも知れない。

今までのモノより新しいモノが良い。
此方より彼方の方が良い。
彼方より向こうの方が良い・・・・

生徒たちは相対的に追い求めているのかも知れない。
其れは延々と続き、疲れ果てるまで続くのだろうか?

教師は生徒に正しい基本を教えている。
正しい基本を教えられない教師は居ない。